2022年11月15日火曜日

11月15日(火)ガイドヘルプ体験(3年生)

 2・3校時、3年生は国分寺市社会福祉協議会のふくし体験プログラムで、ガイドヘルプ体験を行いました。

盲導犬ユーザーの方をお招きし、目が不自由な方に対してどのように手助けを行えるとよいのかについて学習していました。

盲導犬には信号を判断することはできません。目の見えない・見えにくい人は、車の音や周りの様子などから安全を確認し、横断してもよいかを判断しているそうです。そんなときに児童の皆さんから「赤ですよ」「青になりましたよ」の一言があると、大きな安心につながるそうです。

また、盲導犬ユーザーの方は今日、バス停から第一小学校まで歩いて来られたそうです。盲導犬ユーザーは目的地までの地図をイメージしながら、盲導犬に指示を出して歩いています。盲導犬は、曲がり角や段差などを教えてくれますが、道順はわかりませんので、ときには曲がり角などを間違えて道に迷ってしまうことがあるそうです。もしも困っている様子を見かけたら、お手伝いの声をかけてもらえるとありがたいそうです。

大切なことは、困っている方の腕や肩にいきなりさわるったり、盲導犬に触れたりするのではなく、困っている方に声をかけることだそうです。「何かお手伝いしましょうか」の一言から始まります。


後半、子供たちは互いに案内する体験を行いました。盲導犬ユーザーの手があいている側の半歩前に立ち、自分のひじか肩を軽くつかんでもらって、「では歩きますよ」「止まります」「左に曲がります」「階段を上ります、下ります」などの情報を相手に伝えながら一緒に歩いていました。

ガイドヘルプ体験にご協力くださった皆様、どうもありがとうございました。