2021年4月23日金曜日

学習の様子(6年生)

1校時、6の1,6の2では国語の学習で、森絵都さんさん作の「帰り道」の教材の中に出てくる登場人物「律」と「周也」の二人の気持ちや関係性について考える学習をしていました。

思っていることをうまく言葉にできない律は、「どっちが好き」という話題であいまいな返事をして、周也から「どっちも好きってのは、どっちも好きじゃないのと、いっしょじゃないの」と言われてしまいます。律は落ち込んでしまいました。帰り道に昼休みにあったことについて言い出せずに帰っていると、お天気雨が降ってきました。そして周也が律に声をかけてきて……。雨が上がり、お互いの気持ちが伝わった感じがして、律と周也の心はすっきりしました。

たった1時間の出来事の中で、二人の主人公がまったく違うことを考えているおもしろさがあります。それぞれの心情と風景が鮮明に描かれており、友達関係が繊細になる高学年の子供の心の機微さを見事に表現した作品だと思います。