一般社団法人センターポールの方を講師としてお招きし、3・4校時は5の1が、5・6校時は5の2が、パラリンピックの競技種目であるゴールボールの体験学習を行いました。
パラスポーツには、これからの社会において、誰もが輝いて過ごすためのヒントや気付き、学びが存在します。
スポーツには「やってみる」「観る」「支える」など、様々な楽しみ方や関わり方がありますが、まず体験してみることが大切です。
子供たちはアイマスクを着用して、ボールを受け止めたり投げたりする守備・投球練習をして後、ゴールボールのミニゲームを行いました。
視界が完全に遮断されるため、バスケットボールよりもう一回り大きい重さ1.25kgのゴールボールの中に入っている鈴の音や、仲間の声などを頼りに自分やボールの位置を把握しなければならないため、子供たちは「アイマスクをつけてやったら、全く見えなくて怖かった」「ボールのスピードやコースがどこに来るのか分からなくて、難しかった」など、感想を述べていました。
数球続けていくうちに子供たちは慣れてきて、ボールが相手から離れたときの音を聞き取り、自分の体の左右のどちら側に転がってくるのか、それとも正面に向かって来ているのかが、なんとなくつかめてきたようで、音や仲間からのアドバイスを頼りに子供たちは反応して素早く動き、ボールをキャッチできるようになってきました。
世界の大会のレベルになると、トップ選手の中には時速100キロに迫る人もおり、ボールが容赦なく飛んでくるそうです。
自分の身体能力や集中力、視覚以外の諸感覚、特に聴覚を研ぎ澄まして1つのボールを追ってゴールを守り、相手の隙をついてゴールを決めていくという、とても奥深いスポーツでした。
センターポールの皆様、どうもありがとうございました。
5の1の様子です。
5の2の様子です。