朝の「一小タイム」の時間に、4の2では保護者の方が子供たちに絵本「びんぼうがみとふくのかみ」(富安陽子 作)の読み聞かせをしてくださいました。
気のいい夫婦の家の押入に、貧乏神が住みついてしまいます。
貧乏神がいるおかげで夫妻の暮らしは豊かになりません。それでも夫婦はどこか憎めない貧乏神と共に生活していきます。
夫婦は貧乏神と一緒に暮らすうちに情がわいてきて、せっかく交代でやって来た福の神をなぜか貧乏神と一緒になって追い帰してしまいます。
福の神を追い帰そうと必死な場面はとても微笑ましく、福の神が落としていった打ち出の小槌でのおかげで夫婦と貧乏神は………。
年の瀬を迎え、貧しくても元気に明るく働いて、人を思いやる気持ちのおおらかな夫婦と貧乏神のゆかいなお話でした。
子供たちはとっても集中して、興味深く真剣に聴いていました。
どうもありがとうございました。