5・6校時、6年生を対象に、特定非営利活動法人 原爆先生をお招きし、特別授業「7000℃の少年」をしていただきました。
広島に原子爆弾が投下された昭和20年8月6日からの9日間の様子のお話を聞きました。当時17歳の少年兵(主人公)の手記を元に、主人公が被爆直後のヒロシマ爆心地に人類として初めて足を踏み入れ、そこで遭遇した様々な出来事を物語としてお話しくださいました。
また、 広島が原爆投下目標地に決定された経緯や、原爆を投下したエノラ・ゲイの軌跡、原爆の具体的な威力と被爆地の状況などを科学的に解説してくださいました。
タイトルの「7000℃の少年」は、太陽を凌ぐ7000 度もの高温を発生させた原子爆弾のコードネーム「リトル
ボーイ(少年)」と、灼熱の爆心地で奮闘する少年兵の双方を表しているそうです。
原爆先生のお話を伺い、子供たちの心には「平和のとりで」が築かれたのではないかと思います。