校舎4階の廊下側の窓ガラスに、アカボシゴマダラがとまっていました。
前翅長約4~5センチメートルになる大型のタテハチョウで、翅は黒地に白の斑紋があり、白黒の縞模様に見えます。写真のように、夏型の成虫なので後翅に赤い斑紋が見られますが、春型の成虫では赤い斑紋を持たず、全体的に白っぽい色をしているそうです。
特定外来生物のチョウで、ベトナムや中国、朝鮮半島に分布していますが、平成7年に埼玉県で発見され、平成10年に神奈川県で定着が確認されたそうです。
見付けても、飼育や生きたままの運搬、野に放つといった行為が原則として禁止されているとのことですので、不用意に捕まえたりしないようにお願いします。