春のうた 草野心平
かえるは冬のあいだは土の中にいて
春になると地上に出てきます。
そのはじめての日のうた。
ほっ まぶしいな。
ほっ うれしいな。
みずは つるつる。
かぜは そよそよ。
ケルルン クック。
ああいいにおいだ。
ケルルン クック。
ほっ いぬのふぐりがさいている。
ほっ おおきなくもがうごいてくる。
ケルルン クック。
ケルルン クック。
そのはじめての日のうた。
ほっ まぶしいな。
ほっ うれしいな。
みずは つるつる。
かぜは そよそよ。
ケルルン クック。
ああいいにおいだ。
ケルルン クック。
ほっ いぬのふぐりがさいている。
ほっ おおきなくもがうごいてくる。
ケルルン クック。
ケルルン クック。
校庭に、青い宝石のような、いぬのふぐりの花が咲いていました。
三味線のバチのような形をした平たいハート♥️がいっぱい、風になびいていました。
校庭に植えてある3本の桜の木。咲きはじめがそれぞれ違っており、まん中の木は卒業を祝い、一番西側の木は明日の進級と入学を祝うかのように花を咲かせています。
第一小学校の校庭には、たくさんの春が来ていました♪♪♪